ロボット
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トレー内に並べられたワークを取り出し、コンベアへと投入する作業の自動化装置です。
トレー内には仕切りがあり、仕切り内にはワークが一つしかありませんが、特に位置決めされていない状態です。画像処理でターゲットの穴とワークの傾きを認識してロボットで正確に取り出します。
トレーは台車に10個(5段2列)で積まれた状態で装置にセットされ、順に一つずつ取り出されます。台車から取り出されたトレーが上記のピックアップ工程に進みます。部品が全て取り出されたトレーは順に排出用の台車に送られます。同じく10個に並べられて運転が完了します。
ロボット:不二越製6軸多関節
ソフトウェア:三菱ラダー、LabVIEW
要素技術:画像処理(ターゲット穴認識) -
継手の自動配膳を実現するデモ装置です。MEX金沢の金沢機工様ブースにて展示。「金沢機工」様の依頼で開発。
継手の入ったパーツボックスが並んだ部品棚形式の装置で、ロボットが各種継手を必要数取り出して送り出します。パーツボックス内は継手がバラ積み状態のため、ピックアップするターゲットを定める必要があります。そこで3次元カメラで大まかなターゲットを定めて専用のハンドで掴み取ります。掴んだ継手の数量をハンド先端のロードセルで判断し必要数を取り出していきます。
ロボット:デンソーウェーブ製協同ロボットCOBOTTA
ソフトウェア:LabVIEW、Keyenceラダー
要素技術:Intel RealSense、SMC電動シリンダ同期制御